原住民の料理が食べたいじゃないか。ばみ[@taiwan_umami]です
今回は、烏来老街にある変わった料理が食べれるお店「阿春美食」の紹介です。
特に今回の旅で一番のお気に入り、原住民スパイス「馬告」という香辛料を使った料理がすごくおすすめのお店だよ〜!
阿春美食
住所:23341新北市烏來區烏來街109號
(No. 109號, Wulai St, Wulai District, New Taipei City, 23341)
営業時間:11時00分~20時00分
定休日:木曜日
烏来で食べるなら!台湾原住民スパイス、馬告でサッパリ料理
着きましたこちら「阿春美食」
春ちゃん食堂、日本でもありそうな名前
僕はここ、このお店で衝撃的な出会いをしてしまうのであった、レッツ春ちゃん
お店の前には色々な食材が飾られています〜
きゃわわ
烏来のお店はこう言うふうに可愛く食材が飾られている事が多いので、知らない食材など見るだけでもすごく楽しいです
台北は土地が狭いので、路上などで料理をして、店内に客席を設けるお店は多いですが
ここでもそんな感じ、外で料理を作るのは山の中でも一緒なんですね〜
こんな感じで揚げ物も置かれていたりします
左が海老の素揚げで、右がきびなご
きびなごの天ぷらは小さい頃一番好きだったおやつ、後で注文しよう〜
8時ぐらいに着いたのですが、烏来老街は閑散としていてあまり開いているお店はありません
その中でもこの春ちゃん食堂、数名待ちが出るほど混んでいたので、待っている間は中のお姉さんの鍋捌きを見ていました
10分ぐらい待って案内〜
店内はなんかこう…お家!って感じで落ち着く雰囲気
期間限定メニューなんかも置いています
山の中ならではの川魚を使った料理や、馬告という原住民スパイスを使った卵焼きなど変わった料理があるそうです
メニューはよくあるチェックシート
今回はこの中で、正宗竹筒飯(葷)・檳榔花・香酥溪魚・珠蔥煎蛋・馬告雞湯を注文〜
料理の紹介をする前に〜
とりあえず、旅の疲れを癒す至高の一杯を〜
雨の中、バイクでひたすら山登ってきたんだから最初はこいつでキメるっきゃない
そう、台湾ビール
飲んでる間に最初の一品
正宗竹筒飯(葷)という竹の中にご飯が詰め込まれて炊かれた面白い料理
葷というのは「中に肉入ってますよ〜」って意味のようです
竹を開けるとこんな感じでご飯がぎゅっと詰まっています
店主さんに「ご飯の周りに膜みたいなの着いてるけどそれも食べれるからね〜」と言われました
健康的な味わいで、中には豚肉や、銀杏、クコの実などが入っていましたよ〜
先ほど言われた膜のおかげで、手がべたつかず手で持って食べられました
初めて食べるのですが美味しかったです!
次に来たのはこの不思議な形をした野菜が入った、檳榔花
これ、最初に見て何の野菜か分かる人すごいと思います
台湾人が噛みタバコと言ってよく食べてるビンロウ
の、花を炒めた面白い料理
シャキシャキとした食感が特徴的で、味はどことなく筍に似ている感じです
他にもきゅうりも一緒に炒めたりなんかするので面白いですね〜
おつまみとしてもビールにすごく合います
ちなみに隣に置かれている瓶は台湾ではどこでもあるスパイスダレ、ラージャオジャン
これをかけることで一瞬でなんでもかんでも激辛スパイシーに味変させる事ができます
そして次、小さい頃の思い出おやつ、香酥溪魚
きびなごの天ぷらは今でもやっぱり大好物です
強めに当たった塩胡椒がとても良く、こちらもビールのお供にすごくマッチ
次に珠蔥煎蛋
これはなんだろう、玉葱では無いし、珠葱と言う日本語が何かわからない…?
食べた感じは葱が入った卵焼き、普通にお腹を満たすのにピッタリの料理
そして最後にこのスープ
その独特な風味に脳が震えた衝撃的なスープ、馬告雞湯
スープを飲んでもその風味
鶏肉にもほのかにその風味
何を食べてもスッキリさせてしますそのすごい破壊力のある風味
まぁつまりスープ、というかこの中に使われているスパイス、「馬告」に衝撃を受けたのですよ
コロッとしていて胡椒に似ているのですが、風味はどことなくレモングラス
あのレモンのような爽やかな風味を持つ胡椒と言った感じ
これが好きすぎて、後ほ温泉ホテルに馬告が使われたスパイシーピーナッツをおつまみとして持って帰りました
色々食べて、飲んで、最後には
原住民御用達のお酒
小米酒をキュッと嗜んでその場を後にしました〜
そんなこんなで今回は、烏来で食べるなら!台湾原住民スパイス、馬告でサッパリ料理「阿春美食」の紹介でした。
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